ナノ素材の毒性を示す新たな実験結果――ナノテクへの懸念が増大

(http://www.hotwired.co.jp/news/news/technology/story/20040408301.html)
うんとちっちゃいから、実際のところ何が起きるかわからないってのはあるよなぁ。既に何か起こってても原因はつかみにくいだろうし。
水銀とか鉛とかカドミウムとかそういうのはごく微量でも普通存在しない元素だから検出しやすいけど、フラーレンなんか炭素の固まりだから元素として検出しても見分けつかないし、大量にあっても一見するとただのすすだからなぁ……

だからといって気持ち悪がるだけでも何も進歩がないから、環境に流出する可能性がある物はきっちり毒性とか評価して進めて欲しいなあ。

会社の同期が転職してフラーレン扱ってる会社にいるから、気を付けて仕事してくれるといいなあ。昔は有機溶剤の特性があまり知られてなくて今から考えるとむちゃくちゃやってたけど、それと同じように将来ふりかえったときに「あのころはひどかった」とならないように……