できる人から「お先に失礼」 カエリーマンの仕事術(asahi.com)(http://www.asahi.com/job/special/TKY200411240199.html)

 シンクタンク東レ経営研究所」=千葉県浦安市=の佐々木常夫社長(59)だ。家族の介護と人並み以上の仕事を自力で両立させてきた。

 佐々木さんにとって、ダスティン・ホフマンは特別な俳優だ。映画「レインマン」では、並外れた記憶力を持ちながら社会生活が苦手という設定の自閉症者。「クレイマー、クレイマー」では、家事と仕事の両立に奔走する父親を演じた。2作とも他人事とは思えない。

 3人の子のうち、32歳になる長男が自閉症者。知能は高いが、学校にはなじめなかった。いまも、定職には就けない。

 佐々木さんが本体の東レで課長に昇進してまもない84年、妻が肝臓病を患った。最初の入院は3年。「クレイマー、クレイマー」生活の始まりだった。

 「6時になったらぼくは帰ります。家がこういう状態ですから」

 上司や部下にきっぱり説明した。前任者の時代には、連日10時まで残業していた職場だ。

 毎朝5時半に起き、子どもたちの朝食と弁当を作った。7時に家を出て8時に出社。ほかの社員が席に着くまでの70分間が勝負だ。

ううむ。すごい。
自分は多分他の人より家の事に時間を割く必要があって、仕事に割ける時間が短めだろうとおもっている。しかし、この人よりはまだ仕事に割ける時間が多い。もっとしっかりやればきっちり成果が出せそうな気がしてきた。ちょっと頑張るか。