日経ビジネスAssocie 11/01号

定期購読してるので先週土曜には届いていたんだが、今号はイマイチだったなあと思っているうちに感想が後になってしまった。

特集1 思考習慣・行動特性

手広く、浅くなってしまってるような気がするなあ。「ふ〜ん、そうなのかあ」で終わってしまって自分の思考、行動を見直してみようかという感じにならなかったなあ……自分の危機感の問題かも知れないけど。

特集2 「アサーティブ」講座

コーチングの基礎的講座とか受けたことあるし、親業についての話を聞いたりもして、このアサーティブの特集を読んで、結構基礎的なコミュニケーションの所は共通するんだなあと思う。割と自分は感情を隠しがちだと思うので、結構役に立つところあるかも知れない。褒め方なんかは子育てと共通なんだろうなあとも思うし。

蟹瀬誠一のニュースの裏を読む

単純な二者択一に持って行ってしまうっていうのはこの間の衆院選でもあった話だが、「大きい政府」「小さい政府」もまさにそうなんだろうなあ、たしかに。
 前三重県知事の北川氏に「20人学級と50人学級のどちらがいいですか?」と聞かれたという話で、

もちろん「20人学級です」と即座に答えた。(中略)すると北川さんは笑みを浮かべてこう言った。「蟹瀬さん、それは大きな政府ですよ」

正直なところ、公務員多すぎ、経費かけすぎと思っていたので、単純に小さい政府がいいと思っていた部分があったのだが、そんな単純な話ではないと気付かされた。

いま自分が関わってる知財の話で行くと、いま特許庁では審査官が足りなくて審査請求の数より審査に着手できる数が少ないのでバックオーダーがたまっている状態。こういう部分ではもちろん効率化も必要だが元々特許庁はかなり業務の効率化が進んでいるし、審査がいいかげんになっては元も子もない。単純に人を増やすしかない。しかし、これは明らかに「大きな政府」の方向性だ。
 
要は適正な規模、配置、費用であってくれればいいんだよな。
 
著者が言うように、「小さな政府」が貧富の差の大きい「自己責任の社会」につながりやすいのだとすれば、それはこれから日本が進むべきなのかどうか本当に考える必要はある気がする。いまの社会不安は少子高齢化と巨大な財政赤字で我々の世代が希望を持てなくなっているところから来ているんじゃないかと思うんだが、それを解消してくれる方向では無さそうだ。

私たちが本当に求めるべきは小さな政府でも大きな政府でもなく、豊かな生活を実現してくれる「良い政府」である。

まさにごもっとも。

男と女の新しい働き方

この神谷ちづ子っていう人は、何がしたいんだろうか。

夫の職場が変わって妻がキャリアを中断してついて行かざるを得ない、それは妻にとっていいことではない。それはそうだと思う。昔からの男女の役割分担が反映されてしまっていることには違いないだろう。
しかし、妻の職場が変わって夫がキャリアを中断してついていくことを、この著者は何故無条件に賞賛するんだろう。女が犠牲になることは許せないのに男が犠牲になるのは賞賛するのか?

男だから女だからとチマチマこだわっていてはいけない。

著者が一番こだわってるのでは??
 

ユニクロ柳井正の経営という仕事

早くいつものQ&Aに戻ってほしい。

3分でわかる大人ニュース 「のまネコ問題」ってなによ

エイベックスの企業姿勢、リスク管理、インターネットコミュニティとの関係の話が主になっていてわかりやすい。こういう良質な記事ネット上で見てないなあ。

成功の顔学

ううむ、男はそのままの顔で勝負と思っていたのだが、こういう記事を読むと考えさせられるなあ。もう少し自分の外見に気を遣うべきだなあ。