自閉症:「支援次第で輝きます!」 マニュアル集で呼びかけ−−サポート研究会(毎日新聞)

(http://www.mainichi-msn.co.jp/kagaku/medical/news/20041113ddm013100035000c.html)
ううむ……「輝く」とか言う表現はなんか好きじゃないなあ。

「支援する人によって、自閉症児の子どもが光るか光らないかは決まってくる」

逆に言えばぐれるかぐれないかとか、犯罪に走るか走らないかとかも支援する人次第なんだよな。「光らせる」ことよりも本人にとってマイナスになる要因を除いていく支援の方がまだ重要なような気がする。

支援する事が職業である人ならともかく、周囲の人にとっては「何で他の人を『光らせる』ために自分が(あるいは自分のこどもが)我慢しなきゃならないの?」ってな事にならないだろうか。

「こんな苦労があるんです、こういう事されると困るんです、だからこういう支援をしてくれると助かります」っていうほうが、受け入れやすいんじゃないだろうか。

ちなみに、冊子自体は記事を見た範囲では良さそうなんだけどね。