やっぱり数回起きますか……

宮城県沖地震、従来と別の見解…M7級「数回発生も」

 東北大学の長谷川昭教授は22日開かれた地震予知連絡会で、近い将来発生が確実視されている宮城県沖地震には、複数のタイプがありうるとの見解を明らかにした。

 従来考えられてきたのは「マグニチュード(M)7・5クラスが1回起きる」タイプだが、これ以外に、「規模がやや小さい地震が2??3回に分かれて起きる」タイプが想定され、今月16日に宮城県沖で発生したM7・2の地震は、この2??3回タイプの第1段階の可能性があるという。

 宮城県沖地震はこれまで、前回(M7・4)が78年、前々回(同)が36年と考えられ、広い範囲のプレート(岩板)境界が一度にずれ動くタイプの大地震と考えられてきた。

 これに対して長谷川教授は宮城県沖で過去、33年6月(M7・1)、36年11月、37年7月(M7・1)と約4年の間にM7級地震が連続3回起きた事例に注目。特に、余震の発生領域から推測する「震源域」をみると、東西に並ぶ36、37年の震源域を合わせれば78年の震源域とほぼ範囲が一致することから、「宮城県沖地震が36、37年の地震の2回に分かれて起きた可能性がある」との見方を示した。

 今回の地震では78年の震源域の大半が動いていないことから、長谷川教授は「今後、残りの震源域で地震が起き、36、37年のように推移する可能性もある」としている。

 政府の地震調査委員会は、16日の地震は想定されていた宮城県沖地震より規模が小さく、震源域の場所も南東にずれていることから、「想定地震とは別物」との見方を示していた。

なんとなく今回の地震って、規模とか1933年の地震に似てたりするんじゃないかなあ、あとから大きいのがくるのかなあと思ったりしたんだけど、やっぱりそういう意見もあるんだなあ。毎回毎回同じようにプレートが滑るわけじゃないから何回かに分けて滑ることもあるだろうし、今回ぐらいのがあと2〜3回がいいなあ……もっと大きいのが1回は……やだなあ。