ここまで格差があるか……

 名古屋経済圏は高卒就職希望者の売り手市場??。厚生労働省愛知労働局が12日発表した愛知県内企業による来春高校卒業予定者に対する求人倍率は、8月末現在で2・19倍と、1999年以来、7年ぶりに2倍を超えた。有名大企業でも、応募者数が求人数に満たない例もあった。

高校生求人倍率0.36倍 東北 地方、厳しさ続く
 厚生労働省が9日公表した調査で、高校生の求人に明るい兆しが見えてきたことが分かった。後押ししたのは団塊世代の大量退職と景気の回復。希望する職場への就職のチャンスが広がった形だが、京浜(求人倍率2.47倍)、東海(1.55倍)、京阪神(1.38倍)などと、北海道(0.24倍)、南九州(0.29倍)、東北(0.36倍)などとの格差は広がるばかり。地元志向が強いといわれる高校生にとって、受け皿の乏しい地方での雇用情勢は依然厳しいのが実情だ。

こんなに地域によって差が出るんだなあ。これでは、東北の高校生は職を求めて東京に出て行くっていう流れにならざるを得ないよなあ。東京で就職したら、地元には帰ってこないよなあ。何せ職がないんだから、地元には。ますます都市部への集中がすすんで、田舎では少子高齢化が加速する……。
どうしようもないのかなあ。
企業立地を進めようとしても、企業側からすると国内に新規に展開するメリットってあんまりないし、ちょっと業績が悪くなったら真っ先に削減対象になったりするし。地場産業振興っていってもな……
むずかしいよな……